病院からのお知らせ

320列CT装置について

 
2022年5月10日より、キャノンメディカルシステムズ株式会社『Aquilion ONE』を導入いたしました。
 
320列CT装置

 

320列CT装置について

 
短時間で広範囲の撮影が可能、被ばく量の大幅低減。
これまでの64列検出器CT装置は、1回転の撮影範囲が”3~4cm”と限られておりましたが、この新装置は320列面検出器を搭載しているため、1回転で”16cm”という広範囲の撮影が可能になりました。そのため、放射線被ばくの使用量を大幅に低減され、患者様の負担が少なくなります。
心臓検査では従来7~10秒程度の時間が必要でしたが、最短1秒以下での検査となり患者様の負担が少なくなりました。また、16cmの範囲を連続で撮影することで、動画のような撮影も行えます。
 
AI技術搭載で、高精度の画像診断が可能に。
AI 技術(AiCE※)による画像再構成技術で、高精度の画像が撮影可能となりました。さらに、全身の被ばく量が大幅に低減され、安全で患者様に優しい検査が可能となりました。
 
AI(AiCE)とは

AI技術であるディープラーニング(深層学習)を用いて設計した世界初の「画像再構成技術」です。
ノイズ成分と信号成分を識別する処理を用いてノイズを選択的に除去し「高精度の画像診断」が可能に。
さらに「より少ない線量」でも安定した画質向上の実現で、患者様の健康にも配慮された安全な検査です。